楽しい野球チーム「バディ・ベースボール」
Posted on 12月 8, 2010 by DS21.info
フロリダにあるテンプルテラスで野球をすること。それは野球をするすべての少年の夢です。
「3年前まで息子のジェイコブ(17歳)がテンプルテラスで野球ができるなんて考えもしませんでした」
フロリダのタンパに住むカトリーナ・ベロートは言います。
脳性麻痺のジェイコブは、バディ・ベースボールのチームメンバーとして3シーズン参加しています。
バディ・ベースボールはフロリダ・タンパを中心にした、7~18歳の障害者向けのプログラムです。
ボランティア(10~18歳)のサポートを受けながらバディ・ベースボールのメンバーはプレイします。
ボランティアは進む方向やボールの場所を案内したり、守備のサポート、ヒットや進塁での応援もします。
ベロートは言います。
「息子は野球が大好きです。そのことで家族は世界が広がりました」
「(今シーズンは終わりましたが)息子は来年もグラウンドに戻ってきますよ」
テンプルテラス在住のデニス・ミューラーは言います。
「ダウン症の息子ザカリア(15才)はバディ・ベースボールを楽しみにしてますよ」
「土曜日の朝起きると、息子はすぐにユニフォームに着替えるんです」
ザカリアも言います。
「バディ・ベースボールは最高です。野球も好きですし、チームメンバーのサムも好きです」
「私はホームランを打ったこともあるんですよ」
サム・ログヒード(15歳)はテンプルテラス在住で、(家庭の意向で学校へ通わない)自宅学習者です(homeschooled)。
「バディ・ベースボールでは良い体験ができます。ザカリアにとっても素晴らしい体験だと思いますよ」
「良い体験というのは、目が不自由な子供や障害が壁となって思いっきり楽しめない子供をサポートすることです」
タンパに住むジーン・ウッドの娘ジェニファー(11歳)はバディ・ベースボールのメンバーであるジェリー・バーティック(8歳)をサポートしています。
ジェニファーは今まで参加した他のボランティアよりもバディ・ベースボールをサポートした経験が一番良かったと言っています。
自閉症のジェリーについて、父のジョンは言います。
「ジェリーにとってバディ・ベースボールでの体験は素晴らしく、サポーターと良好な信頼関係も築けました」
バディ・ベースボールは2009年、テンプルテラス在住のRuss Oberbroecklingによって創設されました。
当初6チームでしたが、現在では10チームまで拡大しています。
また最初のシーズンでは36名がチームメンバーでしたが、現在では62名になりました。
ニュースソース:Buddy Baseball program wraps up its latest season
[]
■参考URL
・バディ・ベースボール