ステファニー H. メレディス来日講演
Posted on 5月 17, 2016 by DS21.info
ダウン症のある子供の情報で重要なことは、それが正しい情報であること。
2008年、ステファニー H. メレディスがダウン症の診断を理解するために作成した冊子「Understanding a Down Syndrome Diagnosis」は、全米で4万冊もコピーされるほど反響がありました。
2009年、ジョセフ・P・ケネディ・ジュニア財団が、この冊子は親にとってダウン症のGold Standard(最も信頼できる基準・情報)と評価し、同財団の事業に選ばれました。
2013年には社会的問題の解決を掲げるTシャツブランド「セブンリー(Sevenly)」に選ばれ、ダウン症の研究で世界から注目されるブライアン・スコトコ医師も自身のブログで書いています。
今週、Sevenly(のチャリティ対象)は、最近、ダウン症の出生前診断を知った親にとって重要な情報となる冊子。あなたのサポートによって、両親は(冊子という)ツールを受け取ることができ、出生前診断の理解を助けるでしょう。(Sevenlyでの)あなたの購入により、本よりも多くのこと、ライフライン(生命線)を与えることになるでしょう。
http://brianskotko.com/blog/
その冊子にインスパイアされたヨコハマプロジェクトが2015年に日本版Lettercaseとも言える冊子を出しました。
その後、
わが国に先行し同検査が開始された米国では、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー以外の染色体状態、例えば、ターナー症候群等への検査適用が拡大したことを背景に、カップルや夫婦が検査と向き合う際の情報提供が重要視され、各種支援策の検討が開始されています。
http://yokohamapj.org/?p=1074
この状況にブライアン・スコトコ医師もターナー症候群の女性の記事をシェアし、警鐘を鳴らしています。
そして、2016年6月、
ヨコハマプロジェクト主催の講演会としてステファニー H. メレディスが来日します。
16歳になるダウン症の子供を持つ母でもあるステファニー。
医療に関わる専門家、研究者を中心に、当事者も含めたセッションです。
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第一部:医療者にハイライトした「ダウン症候群の診断、出産、そして子育て開始において医療者に期待されるサポートとは」、
第二部:社会にハイライトした「Phenotype(表現型)からは見えないもの:ダウン症候群を例に考える、本当に大切なこと」
第三部:当事者にハイライトした「安心した出産・子育て環境づくりに向けてー当事者団体が医療者との連携を一層高められるようになるためにー」
2016年6月3日(金)、6月4日(土)
講演会第一部(定員80名) 6月3日(金)18:30~20:45(開場18:00)
講演会第二部(定員100名)6月4日(土)9:40~11:40(開場9:10)
講演会第三部(定員80名)6月4日(土)14:00~16:00(開場13:15)
すべて通訳付き
参加料(資料・通訳代)
第一部 3,000円
第二部 2,000円
第三部 2,000円
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申込は先着順のため、ご興味のある方は早めにお申し込みください。
お申し込みは以下のヨコハマプロジェクトのページよりどうぞ。
http://yokohamapj.org/?p=1074