ローラ急逝 全米が涙
Posted on 4月 5, 2016 by DS21.info
33歳の生涯を閉じたローラ・リー。
彼女の生き方はアメリカに住むダウン症のある当事者や親にとって深く感銘を与えるものでした。
1982年10月8日、ローラ・リーは生まれました。
彼女にはダウン症がありましたが、その人生は確率に逆らうことの連続でした。
つまり、ダウン症の人にはできない、と考えられてきた壁を突き破ってきたのです。
ローラはジョージ・メイソン大学を卒業し、ワシントンD.C.の世界銀行本部で働きました。
フードバンクのボランティアを行い、フェアファクス郡教育委員会、ヴァージニア教育委員会、ヴァージニア総会、アメリカ議会委員会などでも話をしたことがありました。
2016年2月24日、彼女はいつも起きると一人で着替えていましたが、その日の朝は起きず、美術の授業に遅れてしまうことを心配した母親が部屋を見に行くと、彼女はベッドの上で亡くなっていました。
母ステファニーは言います。
「ショックでした。」
「(前日)娘はピラティスをして、フード・バンク(困窮者や、困窮者に食料援助を行う支援活動)のボランティアをした後、娘が大好きなお寿司をスーパーマーケットで買いに行きました。」
NDSS(全米ダウン症協会)もFacebookでローラへ哀悼の意を評しています。
私たちNDSSファミリーは、長年の(ダウン症の)支持者であるローラ・リーを失い、深い悲しみに包まれています。ローラは優しく、暖かい人柄であり、さらに素晴らしい(ダウン症の)支持者でした。ローラはワシントンで開催される年に1度のバディウォーク、NDSS会議の常連で、母ステファニー・スミス・リーとともに全米家庭教育・労働委員会(US House Education and Labor Committee)に対して特別教育(special education)の支持を長年取り組んできました。
私たちNDSSファミリーはとダウン症のコミュニティは、この悲しみの時間をあなたとともにあります。
Our NDSS family is deeply saddened by the loss of our longtime advocate, Laura Lee. Laura was a kind, warm individual…
ニュース動画
ニュースソース:
She inspired those with Down syndrome as unstoppable – until she wasn’t – The Washington Post