[世界ダウン症の日2016] 青と黄色の意味
Posted on 3月 20, 2016 by DS21.info
啓発リボンをご存知ですか?
日本でも一般的に知られているものは乳がんの予防・啓発ピンクリボン、エイズの理解・支援のレッドリボン。
wikipediaによれば、啓発リボンは、
アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス、その他世界各地で、着用者(使用者)が社会運動、もしくは社会問題に対してさりげない支援や賛同の声明を出す方法として使用されている。
実に多くの色に込められた意味があります。
・こんなに!?リボンの”色”に込められた意味まとめ – NAVER まとめ
・List of awareness ribbons – Wikipedia, the free encyclopedia
そんななかで意外と知られていないのがダウン症候群の色です。
Googleで「down syndrome color」と画像検索すると結果はこんな感じで、青と黄色のリボンが表示されます。
なぜ青と黄色なのでしょうか。
全米ダウン症協会(NDSS)に問い合わせたところ、回答がありました。
1995年、NDSS主催のバディウォークで青と黄色が採用されました。そしてそのイベントの成功により、青と黄色がダウン症のコミュニティでダウン症啓発の象徴になりました。
なぜ、その色が選ばれたのかは分かりませんでしたが、
1995年10月、世界で初めてアメリカ・ニューヨークで開催されたバディウォークで採用され、その後のバディウォークの各地の広がりとともに青と黄色がダウン症の色として広がっていったのでしょう。
言われてみればバディウォークのロゴマークは青と黄色でデザインされています。
色の意味を心理学で調べていくと、青は信頼と平和の色、黄色は精神と知性の色を意味するそうです。
2015年には複数のダウン症関連団体が協力し、
世界ダウン症の日(3月21日)にニューヨークのエンパイア・ステート・ビルを青と黄色でライトアップされました。
・Empire State Lights Up! | World Down Syndrome Day
世界ダウン症の日(3月21日)に青と黄色のものを身につけ、支援や賛同の声明を表してみるといいかもしれませんね。