ママがはじめた新学期の広告キャンペーン
Posted on 8月 19, 2015 by DS21.info
アメリカの新学期は9月。
8月後半になると長い夏休みが終わり、新学期に向けた準備をはじめます。
その時期に行われる文房具や日用品などのキェンペーン「Back to school」。
昨年、アメリカ・シカゴにある書店の「Back to school」キェンペーンにおいて、ダウン症のある女の子が起用され評判になりました。
写真を撮影したのはプロの写真家であり、ダウン症のある女の子の母であるケイティ・ドリスコール。
以前、ご紹介した「美男美女の固定概念を変える活動」を行う「Changing the Face of Beauty」の立ち上げメンバーでもあります。
今年、彼女のプロジェクトは成長し、世界的なムーブメントになりました。
100以上の企業と連携し、障がいのある人々がメディアや広告に出て、その利益は障がいのある子供たちの「Back to school」キェンペーンに使われています。
そのキャンペーンのハッシュタグ #ImGoingBackToSchoolToo では多くの障害のある子供を持つ親が自分の子供の写真や賛同者がコメントを投稿したり、ネットで話題になっています。
・Twitterの「#ImGoingBackToSchoolToo」検索結果
#imgoingbacktoschooltoo のツイート
ケイティは言います。
「企業の担当者たちは全ての子供たちが重要であるというメッセージが消費者にとって価値のあるものだと理解していました。」
とはいえ、ハッシュタグのアイディア #ImGoingBackToSchoolToo は彼女のものではなかったので、予想外の良い反響に驚いています。
「(今後ムーブメントの)ベストなシナリオは、私たちのような非営利団体が世の中に必要とされないことですね。」
ニュースソース:
Mother starts campaign to include children with disabilities in back-to-school advertising | abc7chicago.com
http://abc7chicago.com/society/mom-campaigns-to-include-kids-with-disabilities-in-back-to-school-advertising/895238/
参考)
Changing the Face of Beauty
http://changingthefaceofbeauty.org/