ナイアガラの滝にコーヒーショップ開店
Posted on 5月 13, 2015 by DS21.info
アメリカとカナダの国境沿いにある世界的な観光地、ナイアガラの滝。
その近くでダウン症のある人がコーヒーショップを開店しました。
ジョージ・オーステル(27歳)は言います。
「今、とても幸せですよ。」
お店の名前は「ビルおじさんのコーヒーショップ(Uncle Bill’s Coffee Shop)」。
亡き叔父はナイアガラの滝で警察官を勤めていたため、敬意を表して伯父さんの名前を使いました。
「素晴らしい伯父さんでしたし、最高の警察官でした。」
今回、ジョージの夢を実現できたのは雇用スペシャリストのケリー・ニューマンのサポートがあったためです。
「私達は社会に進出します。様々なコーヒーショップを視察し、商品の価格を確認しました。そして、ジョージはビジネスを開始しました。」
このショップはスペシャルニーズのある人向けの新しい保健センターの一部になります。
アメリカ大手人材派遣業ペイチェックス(Paychex, Inc.)創業者で20億ドル以上の資産を持つリサノ氏が、ナイアガラの滝メモリアルメディカルセンターに350万ドルを寄付しました。
その寄付金が保健センターの建設に使われました。
ジョージの母親は言います。
「これ(今回のショップ開店)は(スペシャルニーズのある人々の)コミュニティにとって驚くことになるでしょう。私と息子はそれを誇りに思います。」
夢はまだはじまったばかり。
ジョージは今後、複数店舗をオープンする計画をしています。
ニュースソース:
Man with Down syndrome opening coffee shop in Niagara Falls | WKRN News 2