息子を育てたい父親の決断
Posted on 2月 7, 2015 by DS21.info
アルメニア共和国に住むサミュエル・フォレスト。
2015年1月21日、
赤ちゃんの鳴き声を聞こえるなか、妻が出産した部屋の外で、彼は人生が永遠に変わってしまうことを知っていました。
彼は父親になっただけではなく、生まれたばかりの息子について、予期せぬ知らせを聞いたのでした。
サミュエルは言います。
「小児科医はおくるみの息子レオと共に部屋の外へ歩いてきました。看護師は息子の顔を覆い、病院の医師たちは息子を見せてくれませんでした。そのとき医師が駆け寄り、あなたの息子さんには深刻な問題があります、と言ったのです。」
その後、彼は医師と看護師に連れられ部屋に入り、ようやく子供と対面しました。
「私は部屋に入り、医師や看護師が振り返ると、お子様にはダウン症があります、と言ったのです。それを聞き数分間、私はショックを受けました。」
ショックから立ち直ると、彼は息子レオを初めて抱き上げました。
「彼らは私を連れ、息子を見せました。そして、私は息子をみて、美しいし完璧じゃないか、絶対にこの子を養います、と言いました。」
すぐに彼は息子を抱きかかえ妻の部屋へ歩いていきました。
しかし、彼女の反応は彼が予期したものとは違っていました。
「それから私は最終通牒を突きつけられました。彼女は、もしこの子を養うのであれば私たちは離婚ね、と言ったのです。」
子供が産まれてから一週間後、母親は離婚届を提出しました。
彼は言います。
「私は望んでいませんでした。ダウン症について直接彼女と話す機会が持てませんでした。」
ニュージーランドのオークランド出身の彼は、アルメニアの病院事情がよくわかりません。
フリーランスのビジネス請負人として働く彼は、息子レオを母国のニュージーランドに連れて帰りたいと考えていますが、妻と別れ、異国の地で家もなく、仕事も少なく、身動きがとりにくい状態。
そんななかクラウドファンディングGoFundMeで資金を集めることに決めました。
残念なことにアルメニアでは理解がないため、ニュージーランドで息子レオのQOLを高め、理解のある社会で育てたいのです。少なくとも一年間、ニュージーランドで安心して暮らせるための資金を調達したいというのがゴールです。
GoFundMeのページ
Bring Leo Home (Down Syndrome) by Samuel Forrest
http://www.gofundme.com/bringleohome
2015年2月7日現在、Facebookで1200以上シェア。
6万ドルのゴールに対し、10日間で世界中から15,458人から寄付があり、43万ドルが集まりました。
ニュースソース:
Dad Refuses to Give Up Newborn Son With Down Syndrome