注目のティーンエイジャー
Posted on 3月 10, 2014 by DS21.info
ダウン症のエマニュエル・ビショップ(16歳)はバイオリンを演奏し、英語、スペイン語、フランス語、ラテン語を話します。
彼は野心的な若者。
ダウン症であることは彼の夢を邪魔しません。
6歳のとき、バイオリンを習い始めました。
12歳になるとアイルランドで開催された第10回「世界ダウン症会議」において900人を前にリサイタルを行いました。
15歳のとき、トルコに招待され、「世界ダウン症の日」のために交響楽団とともにバイオリンを演奏しました。
一人っ子のエマニュエルは現在、自宅で教育されています。
2歳でベビーサインを学習しました。
彼の両親は常に息子の能力を信じて、困難を乗り越え、サポートしてきました。
6歳のとき、彼はアメリカのセイント・ルイスで開かれたダウン症会議の年次大会において600人の前で3つの言語で歓迎の声明を読みあげました。
エマニュエルはスポーツにも非常に興味を持っています。
ゴルフと水泳が大好きです。
彼はダウン症の水泳記録を6つ持っています。
8歳のときにスペシャルオリンピックスのゴルフ部門でメダルを獲得。
10歳で200mと400mの水泳、自由形競技に出場して優勝しました。
エマニュエルは敬虔なクリスチャンです。
彼は神からの贈り物(ギフト)を使い、ダウン症のある人は他の人と同じような能力をもっていることを実証しています。
世界の多くの地域において、多くの女性が出生前検査の結果で陽性がわかると、すぐに妊娠中絶を選ぶため、ダウン症候群の子供たちは生きる機会を与えられません。
アメリカだけでも2012年に発表された出生前検査の24の研究結果によれば、ダウン症候群の赤ちゃんの60~90パーセントは中絶されています。
イギリスでは赤ちゃんがダウン症候群の場合、90パーセントの女性が妊娠を終わらせています。
中絶率が高い理由の一つは、ダウン症のある子供をどう育てるかという情報が欠如しているためです。
多数のダウン症会議においてエマニュエルはダウン症の子供たちの代弁者として、彼らのスキルや潜在能力を気づかせることを目的に自分の話を通じてダウン症の可能性をプレゼンテーションしています。
ニュースソース:
Emmanuel Bishop: the teenager violinist with Down syndrome – Taking on the Giant