障がい者独立のアイコン
Posted on 12月 3, 2013 by DS21.info
以前御紹介した記事「独立と自由を親から勝ち取ったダウン症のある人」のジェニー・ハッチが障がい者のアイコンになろうとしています。
ジェニー・ハッチはヴァージニア州のリサイクルショップで6年以上働いています。
ジェニーは言います。
「私はリサイクル商品が好きです。」
29歳の彼女は几帳面で、商品を綺麗に、おしゃれに配置します。
「ピンク色はここね。いま終わりました。」
彼女は周囲のサポートを少し受け、レジも担当します。
お店のオーナーであるケリー・モリスとジム・タルバートは長い間、ジェニーとの友達でもあります。
裁判の結果、現在、彼らはジェニーの保護者でもあります。
ジェニーは言います。
「私は、ここで戻って友人たちと生活ができて、本当に幸せです。」
ジェニーは友人のケリー、ジムと一緒に暮らすことを望みましたが、
彼女の母と継父はグループホームに住むことを望みました。
そして、裁判となり、ジェニーが勝ちました。
弁護士ジョナサン・マルティーニは言います。
「私たちは障がいのある人々に対する偏見を払しょくする必要があるのです。」
裁判所で2014年8月までケリーとジムがジェニーの保護者であるとの判決が下されました。
その後は彼女次第です。
弁護士ジョナサンは言います。
「ジェニーの日常生活全てに保護者が必要だとは思えません。」
「ジェニーには少しサポートが必要なだけなのです。」
彼女の法廷での勝利は発達障がい者のアイコンになりました。
2013年10月には組織「ジェニー・ハッチ正義プロジェクト」の顔にもなりました。
ライアン・キングは弁護士ジョナサンにとって最初の依頼人です。
彼は言います。
「どんな人でも少しの助けが必要なのです。しかし、ひとたび独立をすればうまく事は進むと思います。」
ライアンが18歳を過ぎたとき、彼の家族は保護者になりました。
しかし、母スージーは息子が保護を必要としないと訴えるため、裁判所へその判断をゆだねました。
ライアンの母スージーは言います。
「私たちは今回のジェニーの話がよくわかりますし、私たちはトライすることに決めたのです。」
「私たちは息子に拒否される前に息子にトライさせることにしました。」
ジェニーへの保護が来年期限切れとなりますが、彼女はすでにどうするかを決めています。
弁護士、保護者の力を借りず、自分で選択する権利を得たのです。
ジェニーは言います。
「私はここから障がい者へメッセージを伝えていきます。」
「良く考えているのです。」
ニュースソース:Woman with Down syndrome becomes icon for disabled