ダウン症の子どもの命を選んだ五人の母
Posted on 8月 28, 2013 by DS21.info
出生前診断でダウン症と判明した子供の90%が中絶されています。
この統計結果を踏まえ、ダウン症の子供を育てることを選んだ5人の母親のエピソードを御紹介します。
[1] マユミ・ミトガワ(52歳)日本
ジャパン・タイムズから引用。
彼女には14才の息子ユタカがいます。
ユタカが日本の有名コメディアンの動きを真似しました。
ミトガワは愛情をこめて息子に微笑みながら言います。
「息子は人を笑わせるのが好きなんです。」
「私は一部の人がダウン症のある子供たちを天使に例えることを知っていますが、息子を見る限りそうは思いません。息子はあくまで人間なんです。」
[2] キャサリン・ムーア(19歳)イギリス
Daily Mailから引用。
15歳で妊娠し、出産した子供はダウン症でした。
ダウン症の子供を持つ母親としてはイギリスでもっとも若いキャサリン。
彼女に向けられる様々な意見や議論をよそにプライドを以て語ってくれました。「息子は私を必要としていますし、私も息子を必要としています。
それくらい単純なことです。
息子がいない人生なんて考えられませんし、息子は私の人生に最高に素晴らしいことを与えてくれます。」「他の人が息子をみてダウン症があることを可哀そうだ、というのが嫌です。
私はダウン症の赤ちゃんが生まれてとても嬉しいのです。」
[3] キャシー・フィアノ(20代)アメリカ・ノースカロライナ
キャシーはワイアットという名の美しい男の子の母親です。
LifeNewsを通じて彼女はダウン症だと判明した子供をもつ他の親にアドバイスしています。
良いニュースはダウン症の赤ちゃんはダウン症の無い赤ちゃんとほとんど同じだということです。
ダウン症の無い赤ちゃんをもつことは、毎晩夜泣きで眠れなかったり、しょっちゅうおむつでうんちまみれになったりすることを意味します。あなたは赤ちゃんに寄り添い、かわいい笑顔、手を握るときに最高の気分になるでしょう。
ダウン症は非常識なレベルのケアが必要なわけではありませんし、3つの頭をもつ宇宙人でもありません。
ただの赤ちゃんなのです。
あなたはミルクをあげたり、寄り添ったり、愛したりするでしょう。
ね、難しくないでしょ?
[4] コニー・フェダ(49歳)アメリカ・ペンシルバニア
娘からインスパイアされ母コニーはダウン症の人形を制作しました。
現在、彼女はDolls For Downsプロジェクトにおいてフルタイムで働いています。
Daily Mailから引用。
ある日、ペンシルバニア州のピッツバーグに住むコニー・フェダ(49歳)は娘ハンナがおもちゃのカタログに載っている人形は自分に似ていないと不満を言った為、娘に似せた小さな人形をつくりました。
「私が娘に対してそうであるように、
娘にはダウン症の人形を見て、美しさを発見して欲しいです。」
[5] ラリタ・ジョシ博士 ネパール
Sharing4Good.orgから引用。
2006年、ラリタ・ジョシ博士はネパール・ダウン症連合(DSAN)を設立しました。
ラリタ博士は言います。
「どんな子供でも人生を良いスタートではじめる権利があります。
スペシャルニーズをもつ子供にとっては特に重要なのです。」
ニュースソース:5 Inspirational Mothers Who Chose Life for Children With Down Syndrome