息子の誕生日を祝うために癌と闘った勇敢な母
Posted on 5月 14, 2013 by DS21.info
とても感動的な話です。
水曜日、ジョリー・ロジャーズはあと1~2週生きることができる、とFacebookで発言しました。
ジョリーは息子の1歳の誕生日を祝うために少しでも長く生きたかったのです。
彼女のその願いは叶いました。
ジョリーはパラガングリオーマ・褐色細胞腫症候群という何十もの腫瘍ができる珍しい癌でした。
放射線治療は32年以上に及び、生殖能力がないと思われてましたが、
夫ジョージと結婚した後、彼女が妊娠していることが判明。
生まれた子供はトリスタンと名付けられ、
ダウン症があるということがわかりました。
ダウン症のある奇跡の息子の最善だけを考えていた母親。
3月、ジョリーは言いました。
「息子の最初の誕生日を家族で祝うことだけでなく、その場に私自身が息子と一緒にいれれば本当に素晴らしいことでしょう。」
「一緒に過ごしたこの1年間を祝うことができるんですよ。」
この発言後、彼女の癌の進行は末期であったため、医者や母親ともよく話し、壮絶な治療と鑑みて放射線治療をやめました。
そして息子トリスタンの1歳の誕生日、そしてそれは妻として最後のパーティー。
イリノイ州にある癌患者の願いを叶えるNPO「3 Little Birds 4 Life」が全面的にサポートし、70人ものゲストを呼び、パーティーは行われました。
トリスタンにとって記憶に残る初めての誕生になるよう
ポップコーン、スノーコーン、ピエロにジャグラーなど様々なものを用意。
ジョリーは言います。
「息子トリスタンが大きくなったとき、この日のビデオを観て、
あなたのことをお母さんがどれだけ愛していたか知って欲しいです。」
「そして、この日のためにお母さんがどれだけ闘ってきたかのかも理解して欲しいです。」
その2ヶ月後、5月12日の母の日、彼女は逝きました。
NPO「3 Little Birds 4 Life」の代表スィップは言います。
「ジョリーは本当に素敵な人でした。そして彼女が亡くなった今日は本当にほろ苦い気持ちです。」
「私たちは彼女と家族に出会えたことが本当に嬉しいです。これからも可能な限り、どんな方法でも家族へのサポートを続けます。」
ニュースソース:Courageous cancer patient, 32, who lived for her baby with Down syndrome passes away on Mother’s Day
参考:ジョリーさんのFacebook
https://www.facebook.com/jorie.wilsonrogers