イタリア”TURN UP MY VOICE(自分の声をあげよう)”プロジェクト
Posted on 4月 16, 2013 by DS21.info
今年の世界ダウン症の日に向けて、
イタリアで面白いプロジェクトがありました。
ダウン症のある人たちが憧れのセレブリティ(事前ネゴ無し)にビデオを通じで質問と寄付をお願いし、
それをSNSを通じて本当に答えてくれるか、というリアリティ番組みたいな企画です。
公式プロモーション動画です。
イタリアでは偏見により
いまだにダウン症のある人への基本的人権が否定されています。適切な教育を受けられる権利やリハビリテーション、
就労の機会だけでなくダウン症のある人どうしが楽しむ場も無いのです。多くの基金があり、
それを通じてダウン症のある人々の権利を守ってあげることができます。(ダウン症のある人の)契約や自立を促したり、ダウン症の啓発活動プロジェクトがあります。
それが”TURN UP MY VOICE(自分の声をあげよう)”プロジェクト。
サイトcoordown.itでは50人のダウン症のある人たちが
憧れのセレブリティ50人に質問と寄付をお願いします。ダウン症のある人たちが答えて欲しいセレブリティに向けて質問したビデオを公開し、
それはFacebookやTwitter, Google+のSNSを通じて拡散されます。質問しているセレブリティは例えば、
ミュージシャンのTisiano Ferro、
サッカー選手のフランチェスコ・トッティ、
女優のシャロン・ストーン、です。(セレブリティに事前にネゴっているわけではないので)
いったい何人のセレブリティが実際に寄付をして答えてくれるかどうかはわかりません。ゴールは3月21日、世界ダウン症の日です。
そして、アンドレアの質問に女優のシャロン・ストーンが本当に答えてくれました。
親愛なるシャロンへ
僕の名前はアンドレア、フィレンツェで生まれました。
25歳です。
イタリア語の方が得意なので、ここからはイタリア語で話します。あなたはとても美しい情湯です。
残念なことにぼくにはガールフレンドがいるんです。
なので、シャロン、ぼくにガールフレンドがいなければよかったのに。
ぼくにはとても才能があるし、とても魅力的なんですよ。
流行にも敏感ですし。
そう、シャロン、あなたもとても才能がありますよね。
ぼくも有名な俳優なんですよ。
ぼくはローマで行われたタレント発掘ショーにも出たんですよ。そろそろ、質問を終わりにしないといけないですね。
そう、あたなは本当に美しいと思います。
えーっと、そうぼくには彼女がいるから、それは話しましたね。ぼくのビデオに寄付してください。
今日の夕方に舞台のリハーサルがあり、それにお金が必要なんです。チャオ、シャロン!
私を選んでくれてありがとう。
サイトcoordown.itでのあなたのビデオは本当に素晴らしかったわ。
もし、俳優として一緒に仕事をする機会があれば、今回連絡してくれたように連絡をしてね。それと、あなたの英語はうまかったわ。
だけど、私はイタリア人ではないからイタリア語はわからなかったわ。わたしにとってダウン症のある人への寄付への寄付をすることはとても素晴らしい仕事だと考えています。
アンドレア、これからも良い仕事を続けてくださいね。応援しています。
ニュースソース:Andrea asks Sharon Stone to turn up his voice