4人のダウン症のある子供を養子に迎えた夫婦
Posted on 7月 8, 2012 by DS21.info
夫婦には既に2人の(実の)子供がいましたが、
彼らが施設で働いた経験から
障害のある多くの子供たちが親から見捨てられていることを知っていました。
27年間、夫婦は4人のダウン症のある人を養子に迎えました。
パム(54歳)は言います。
「私たちはダウン症の子供へ多くの愛情を注ぐ自信がありました。
彼らをケアする知識と経験もありました。
だから、私たちは養子に迎えたのです。」
現在、彼らはジェームズ(27歳)、アリス(22歳)、モリー(19歳)、ライアン(5歳)と一緒に暮らしています。
パムは言います。
「私たちは子供たちへ多くの愛情を注ぎましたが、子供たちはもっと多くの幸せを私たちに与えてくれました。」
生後8週目で養子に迎えられたアリスは言います。
「わたしは家族が好きです、いつも家族で一緒に遊びます。」
「たくさんの兄弟と姉妹がいるのが好きです、そして、私のお母さんは世界で最高のお母さんです。」
「お母さんとはTVドラマを観ますし、おいしいケーキだってつくりますよ。」
実の子供であるエマ(32歳)とクリス(29歳)も誇りに思っています。
エマは言います。
「両親が養子を迎えたことはとても素晴らしいことです。
両親は障害を理解したうえで、彼らを育てることに時間と愛情をかけています。
そんな両親を尊敬しています。」
しかし、社会全体が彼らのようにポジティブではありません。
パムは言います。
「ほとんどの人は4人のダウン症の子供をみて、私たちの子供でないと思うでしょう。
だからこそ、私たちは養子に迎えたのです。」
「大部分の人々は素晴らしいことだと思ってくれますが、
たまになぜダウン症の子供を4人も養子にしたのかと聞かれます。
説明は簡単ではありませんが、それが私たちのミッションだと答えるようにしています。」
ニュースソース:We adopted four kids with Down’s