自分のレストランを持ち、運営するダウン症のある人
Posted on 5月 30, 2012 by DS21.info
レストランを運営するのは容易ではありません。
しかし、ティム・ハリス(25歳)は運営しています。
自分の店を持ち、運営するおそらくアメリカで唯一のダウン症のある人でしょう。
ティムは言います。
「このトロフィーはstudent of the yearでもらったものです。」
彼は今まで多くのことを成し遂げました。
2004年に卒業したエルドラド高校のことを話します。
「僕は高校の歴史上、最大の得票でホームカミング・キングに選ばれました。」
その後、彼は東ニューメキシコ大学で学位を取得しました。
そして子供の頃からの夢に着手します。
家族のサポートを受け、2010年にアルバカーキ北東でティムズ・プレイスをオープンしたのです。
父親キース・ハリスは言います。
「このレストランをオープンするまでに10年かかりました。
家族でいろいろな計画を話し合いましたよ。」
「息子ティムが彼の兄弟のように独立した生活をするための面白いアイディアが思いつきました。
それがレストラン運営でした。」
ティムは言います。
「僕の仕事はお客さんが入り口のドアを入ってきたらはじまります。」
彼はユニークな方法で顧客を惹きつけます。
例えば「ティムの抱擁(Tim hug)」です。
父親キースは言います。
「私はお客様に抱擁するのが好きです。
まるで友人のように心地よくなってもらいたいのです。」
ティムは毎週、何百人もの人を抱擁します。
昨年のオープンからその数は15,000を超えています。
ティムは仕事が大好きだと言います。
仕事で大変なことはありますか?と聞くと「何もありませんよ。」と微笑んで答えました。
母親ジーニー・ハリスは言います。
「息子は毎日とても楽しそうです。」
レストランの壁には様々な写真が飾られています。
ティムは言います。
「あの写真は僕とお父さんです。
僕はお父さんが大好きなので、お気に入りの写真なんです。」
「また、お父さんは私にすばらしいインスピレーションを与えてくれるヒーローなんです。
もちろんお母さんもヒーローですよ。」
ティムの人生はインスピレーションにあふれています。
母親ジーニーは言います。
「レストランには何人かの家族が障害者の若者や子供と訪れますが、
息子や娘がレストランを運営するなんて考えてもみなかったと言いますよ。」
「そして、店を出る時にはみんな考えを変えるのです。できるかもしれないとね。」
ティムは言います。
「僕は障害者の人々にきっと夢は叶うよと言ってあげるのです。」
ティムの家族はインターネットで多くの調査をしましたが、
彼のように自分の店を持ち、運営するダウン症のある人はいませんでした。
ティムズ・プレイスは朝食とランチの時間に営業しています。
Tim’s Place: A dream followed: krqe.com
ニュースソース:Tim’s Place: A dream followed