カンガルー・セラピー
Posted on 5月 28, 2012 by DS21.info
ジェニーとニック・ドレイスは12ポンド(約5.4kg)のカンガルーがダウン症の娘ケイラの良い遊び友達だと言います。
カンガルーの名前はマイク。
当初、ペットショップでマイクを購入したとき、
娘ケイラのセラピー目的ではありませんでした。
しかし、母のジェニーは変わった動物(カンガルー)が娘にとても良い影響を与えていると考えています。
ジェニーは言います。
「マイクは私たち家族にとって素晴らしい存在です。」
「娘はマイクと会ってすぐに変化がありました。
娘はすすんでマイクに餌をあげて、育て、遊ぶようになったのです。」
「娘はとても頑固で、いばっていて、ちょっと攻撃的な性格でした。
だから、学校では友達ができづらいなと考えていました。
しかし、今ではカンガルーのマイクという仲間ができたのです。」
「朝、私は娘のベッドルームにマイクを連れて行きます。
するとマイクは娘の顔を舐めて起こすのです。
娘は飛び起きると赤ちゃんくらいの大きさのマイクを抱きしめます。
マイクは他の家族には抱かせてくれないのに娘だけ特別なのです。」
このようなカンガルーとの交流を通じてドレイス夫妻はTexas Downs Facilityをつくりました。
Texas Downs Facilityは野生の動物や有機農場を知的障害者に提供する施設です。
知的障害は動植物と関わりながら職業訓練をするのです。
しかし、その施設はまだはじまったばかり。
ドレイス夫妻の土地を使いますが、
教育する環境を整え、
ダウン症や自閉症、アスペルガーといった人々を訓練したり、
イベントを開催するためには資金調達が必要です。
ニュースソース:‘Roo’s a lucky boy, then? Baby kangaroo forms amazing friendship with Down’s Syndrome teen