19歳でダウン症のある子供を妊娠、そして出産
Posted on 5月 16, 2012 by DS21.info
2009年10月22日、エコー検査で陽性と判明しました。
そのとき私は19歳。
そのことをボーイフレンドに言うと、彼は少しナーバスでした。
エコー検査の結果に納得がいかなかったので、一週間後、担当医に相談したところ、血液検査を受けるように勧められました。
結果は陽性、ダウン症と診断されました。
私の喉は震え、まるで心臓がお腹に落ちるようにショックでした。
涙が頬を伝わるなか、私はボーイフレンドのもとへ行き、そのことを伝えると、彼は言葉を失いました。
次のエコー検査前に、医者へ行きました。
そこで医者は血液検査結果が正確ではない可能性があるので羊水検査という、より正確に判断する方法を教えてくれました。
また、羊水検査では数は少ないものの、流産のリスクがあることも説明してくれました。
私はお腹の赤ちゃんに問題を起こしたくないので、羊水検査は断わりました。
17週後のエコー検査で赤ちゃんは女の子と判明しました。
28週の検査では赤ちゃんの心臓には2つの穴が空いていること、脳内に体液があること、
全体的な成長が芳しくないと指摘されました。
36週の検査では赤ちゃんが成長していないことが判明。
一ヶ月で1オンス(約28g)しか成長していないのです。
医者は陣痛誘発剤を使って出産しないと赤ちゃんが死んでしまうかもしれないと言いました。
2010年6月2日、私は出産のため病院へ向かいました。
医師たちは次の日の朝まで赤ちゃんは出てこないだろうと言いました。
夜の11時30分まで私はベッドで横になり休んでいました。
看護師は私を診察にきて言いました。
「心配しないでね、まだ子宮口が5cmだからまだまだよ。もう寝てしまいなさい。明日の午後が勝負よ。」
予想に反して私の子宮口は1時間で5cmから10cmに広がり、30分かけて娘キーラを出産。
体重は5ポンド2オンス(約2300kg)。
娘が生まれてすぐ小児科医が診察したことを覚えています。
その小児科医が娘にダウン症の特徴があると言っているのが聞こえました。
私には(ダウン症を受け入れる)気持ちの準備ができていましたが、
そのとき私の周囲にいた人には準備ができていませんでした。
それを見た医療関係者の女性の一人が近づいてきて、自分の子供はダウン症ですが、順調に育ってますよと勇気づけてくれました。
生後3週間、娘キーラは肺炎になり、5日間病院に入りました。
数週間後から娘は早期療育を開始。
同じ月齢の子供に比べ成長が遅いので、
私はしばらく戸惑いました。
しかし、少しして娘は自分のペースで、ゆっくり成長することがわかりました。
娘は二ヶ月で寝返りができ、
六ヶ月で首が座り、
八ヶ月では自分の力で起きれるようになりました。
一年と二ヶ月半が経ち、
ついにズリバイができるようになりました。
そのときの感動は今でも覚えています。
娘が生まれてから、病院へ行く用事が増えました。
11人の異なる医者に診察してもらっています。
ときどきストレスに感じることもありますが、
今後も娘のために頑張ります。
ニュースソース:Jessica’s Down Syndrome Pregnancy