モデル界に嵐を呼ぶ5歳の女の子
Posted on 4月 18, 2012 by DS21.info
イギリスに住むナタリー・ゴレニオウスキ(5歳)はダウン症です。
彼女が生まれたとき、両親は娘が一生歩くことも、話すこともできないと考えていました。
しかし、彼女は肺炎と心臓手術を克服し、いまは学校生活をはじめ、モデル活動も順調です。
モデルとしては2社の衣料メーカーからオファーがありました。
彼女の母ヘイリー(42歳)は言います。
「ナタリーが生まれたとき、歩くか、きちんと話せるか不安になったのは言うまでもありませんが、
生きる延びることができるのかも、わからない状態でした。
いまの状況は夢のようです。」
「色んな場所へ行っては、なんて素晴らしい女の子だと褒められますよ。」
ヘイリーはフルタイムの仕事をしており、夫も同じ音楽会社に勤務。
二人のあいだには一人娘ミア(7歳)がいますが、次の子どもは健康に生まれてこないのではないかと考えていました。
なぜならばヘイリーは5度の流産経験があったのです。
ヘイリーは言います。
「少し悪阻(つわり)がありましたが、妊娠中は全く問題ありませんでした。」
「妊娠3ヶ月目の検査で、娘ナタリーの首に厚みがあることが判明しました。
そして、ダウン症の可能性があることも同時に知らされました。」
しかし、ナタリーがダウン症である確立は1/300。
そのために羊水検査を行なうのは流産の危険性もあったので、それ以上の検査はやめました。」
(中略)
ナタリーが4歳のとき、
家族でジャマイカへ休暇に行きました。
そのとき、あるカメラマンがナタリーに注目しました。
母ヘイリーは説明します。
「その女性カメラマンも休暇でした。彼女はナタリーの写真を撮影してもいいかと尋ねてきました。」
「彼女はいかに娘が写真向きの子供かを熱く説明してくれましたが、半信半疑でしたね。しかし、娘は写真を撮られることが好きだったみたいです。」
休暇から戻ると、
アメリカでモデルとして活躍しているダウン症の男の子の記事を読み、
母ヘイリーはいくつかの衣料メーカーに娘のポートレート写真を送ってみました。
子供向け衣料メーカーFrugiの創設者であるカートは言います。
「ナタリーにはモデルとしての才能があることがすぐにわかりました。現在、次のカタログとWEB上で彼女に登場してもらう準備をしています。」
子供向け衣料メーカーJo Jo Maman Bebeのアリスも言います。
「ナタリーの写真をみて、なんてかわいいのだろうと思いました。」
「2012年秋のカタログにモデルとして出演してもらいますよ。」
母ヘイリーは言います。
「家族全員がナタリーを誇りに思っています。」
ニュースソース:Model behaviour: Five-year-old girl with Down’s Syndrome becomes child model