バスケチームに影響を与えるダウン症青年
Posted on 3月 15, 2012 by DS21.info
メンフィス郊外にあるジョージタウン高校の一年生、デビッド・アンドルー(18歳)。
彼はバスケットボールのチームに所属しており、背番号は40。
試合前、観客の歓声を受けながら、スウィッシュ(リングに当たらない非常に感触のいいシュート)を3本決めます。
そんな彼はダウン症です。
彼の父チャールズは言います。
「ダウン症のある人の障害は広範囲にわたります。
ある人は話すことに問題があり、ある人は歩くことに問題があります。
デビッドの場合は歩くことに問題がありました。」
彼の母マウレーンは兄弟が所属しているバスケットボールのチームにデビッドも参加させたいとコーチに相談し、
コーチはすぐに賛同してくれました。
しかし、彼女は息子デビッドが一人でバスケットボールの練習ができるようになるとは考えていませんでした。
コーチのクランプは言います。
「当時、母親のマウレーンはデビッドがトレーニングウェアを着れるかどうか以外の質問はしませんでした。
チームとしてずっとベンチにいると思っていたのでしょうね。」
コーチとチームメイトはデビッドが参加するようになり、
すぐに良い影響を与える存在であることに気がつきます。
デビッドが練習に参加して、4回目の練習試合の時、
チームメイトと観客は「私たちのチームにはデビッドが必要!」と認識しました。
コーチのクランプは言います。
「初めての攻撃的な場面で、デビッドはディープコーナーから左側へ走り、
ポイントガードが彼にボールをパスしました。
そして、彼は躊躇することなく、シュート。
スウィッシュを決めたのです!
そのゴールから試合の流れが変わりました。」
そのシーズン、チームは1ゲーム負けただけで絶好調でした。
結果、州の大会でも優勝しました。
ニュースソース:Down Syndrome Basketball Player Inspires Tennessee Team