バリア・ブレイカー(障壁を壊す人)
Posted on 2月 17, 2012 by DS21.info
今まで何回かご紹介した女優ローレン・ポッター。
アメリカの人気TVドラマ「glee(邦題:グリー 踊る♪合唱部!)」に出演しています。
今回も彼女の活躍をご紹介します。
彼女はダウン症であるからといって女優になる夢を諦めませんでした。
2012年2月11日土曜日、TVドラマ「glee」でベッキー・ジャクソン役で活躍するローレン・ポッターが、
カルフォルニア州フレズノでスターを夢見る子供たちの前で熱く語りました。
彼女は言います。
「今のあなたが自分のことをどう考えていても、
あなは特別、ユニークな存在ですし、外見も内面も、とても美しいのです。」
彼女はカルフォルニア中央ダウン症協会とNPO団体「ブレーク・ザ・バリア」に招待され、
今回の講演では「バリア・ブレイカー(障壁を壊す人)」という立場で参加しました。
招待した二つの団体はいずれも障害のある子供に様々な機会を与えています。
NPO団体「ブレーク・ザ・バリア」を設立したデビ・ヘルゲンラダーは言います。
「私たちが常々言っているように、誰でも内側に秘めた可能性は無限大です。
ローレン・ポッターが夢の実現にあたって、誰もその熱い気持ちを止められませんでした。
その気持ちがあったからこそ、今の彼女が存在するのです。」
ローレン・ポッターは子供たちへサインをして、様々な質問にも答えました。
そして、子供たちの才能も見ました。
彼女の母ロビンは言います。
「このインクルージョンな環境で子供たちが活動していることは、とても素晴らしいと思います。
現場のコーチは大変だと思いますが、
普通の人でもなかなかできないことを子供たちがやっているので驚きました。
きっと私の娘ローレン・ポッターのようになれるでしょう。」
ニュースソース:‘Glee’ Actress Inspires Valley Kids With Disabilities