テコンドー黒帯を取得したダウン症少年
Posted on 2月 15, 2012 by DS21.info
アメリカのオハイオ州メアリーズビルに住むスコッティ・グロスマン(13歳)はダウン症に屈しません。
地元のテコンドーアカデミーで二段に値する黒帯を取得したことがそれを証明しています。
2011年10月に初段、12月に二段を取りました。
初段では二種類の型(テコンドーではプムセと言う)、防御と攻撃の方法、
ボクシングや他の格闘技の要素を混ぜた技術を学びました。
二段ではさらに二つの型、飛び蹴りを含めたキックのコンビネーション、
36種類のヌンチャクの技、10種類の手と足を使った板割りの技を修得。
スコッティの母リサは言います。
「ダウン症の子供にとって黒帯を取得することは普通の子供の2倍難しいことです。」
「忍耐強いインストラクターのおかげです。インストラクターに忍耐力があれば、どんな障害者もスポーツができるようになります。」
インストラクターのエクレは言います。
「スコッティはとても楽しい人間ですよ。」
「彼はよく笑い、冗談も言います。
慎重ですし、どんなに厳しくてもめげることがありません。」
テコンドーは子供にしつけと目上の人へのリスペクトを教えます。
学生にとっては規則正しい生活をサポートし、良い運動にもなります。
ニュースソース:Marysville Taekwondo student kicks disability