イーグルスカウトに選ばれたダウン症青年
Posted on 12月 7, 2011 by DS21.info
ダニエルは、裕福な家庭に生まれました。
父はベトナム戦争の時、海兵隊に入隊しました。
法律学校で経験を経て今は米国運輸省の上級弁護士をしています。
また、母のリンダは教育学の修士号を持っており、
カンザスシティーのHogan Preparatory Academyでガイダンス・ディレクターをしています。
ダニエルは生まれたてすぐ腸閉塞の手術が必要でした。
また、2歳には心臓手術を行い、その後、歩き始めました。
父マークは言います。
「当時は毎日のように夫婦で話し合い、様々な判断の連続でした。」
「私たちができることはダニエルを他の兄弟と同じように扱ってあげることでした。」
今日、ダウン症のダニエル・カマチョはイーグルスカウトに選ばれました。
イーグルスカウトはアメリカのボーイスカウトにおける最高位の章。
所持者は特別な奨学金を利用できるほか、代表スカウトは大統領晩餐会にも招待されるような名誉ある存在です。
ダニエルはカンザス州レネックサ出身。
彼は他の人と同じように人生をエンジョイしています。
彼のスケジュールはサッカー、演劇、バスケットボール、ダンス、レスリング、
ボーイスカウトの活動、ボウリング、サマーキャンプ、ピアノ、テコンドーで埋まっています。
こんなにも多くのことを経験しているダニエルですが、
まだ経験していないことがあります。
それは障害者として扱われたことがない、ということです。
ダニエルは両親から自分に障害があるということを一度も聞いたことがありません。
今後も両親はその話はしないそうです。
ダニエルの父マークは言います。
「息子へ障害について話す必要はありませんでした。」
「私たち夫婦は息子ができないことではなく、できることに焦点をあて育ててきました。」
ダニエルは言います。
「私は自分の人生を楽しみたいのです。」
ニュースソース:Eagle Scout with Down syndrome soars