アルゼンチンの映画「アニータ」で主役のユダヤ系ダウン症女優
Posted on 11月 12, 2010 by DS21.info
アルゼンチンの映画「アニータ」には、ユダヤ系のダウン症女優が出てきます。
舞台は反ユダヤの風潮が弱まってきたブエノスアイレス。
この作品は2010年のセントルイス国際映画祭でいくつかの賞を受賞しました。
この映画は韓国の釜山国際映画祭を皮切りに世界の映画祭に招待されました。
ロサンゼルスのラテンアメリカ映画祭では作品賞と観客賞を受賞しています。
・映画のあらすじ
ブエノスアイレスのユダヤ人地区にある文具店の娘としてアニータは誕生します。
母親がオーナーである文具店はあまり儲かりませんが、それでも母は娘を寵愛します。
アニータは過保護で甘やかされて育ちました。
前半では伝統ある歴史的な町並みを親子が腕を組んで散歩しているシーンがあり、とても微笑ましいです。
週末になるとアニータは向かいに住んでいる兄アリエルと遊ぶことを楽しみにしています。
そんな平和な毎日が続くなか、近所で反ユダヤの爆破事件が発生します。
この事件をきっかけにアニータの人生は大きく変わっていきます。
彼女は家族から引き離されたのです。
ニュースソース:‘Anita’ focuses on young woman with Down syndrome
・映画の予告編(スペイン語ですが何となくあらすじはわかります)
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