2011年のスペシャルオリンピックスを目指す豪のダウン症青年
Posted on 11月 13, 2010 by DS21.info
オーストラリアのクリストファーは筋肉を鍛えるため、家族が体操競技をすすめました。
クリストファー(18歳)はダウン症です。
家族は常に彼が夢中になれるものを見つけ、健康でいることを願っています。
そして、彼の体操競技への長年の努力が報われました。
今までも多くの大会に出場していますが、
2011年6月に開催されるスペシャルオリンピックス・アテネ大会の選手に選ばれたのです。
大きいトランポリンで体操を始めたころの記憶を彼が語ってくれました。
(当時、トランポリンは)とても好きでした。
現在では他の体操競技の器具を使っていますが、頑張ってトレーニングしないと難しいですね。
いま一番のお気に入りは「吊り輪」です。
彼は現在、体操競技として床、鞍馬、吊り輪、跳躍、平行棒、鉄棒の競技に参加しています。
私は、週に2回トレーニングを受けていますが、
アテネに行くことが決まったときはとても驚きました。前回のスペシャルオリンピックスから帰ってきたときに、次のアテネにいけるといいねとチームメイトと話していたことを思い出します。
そして帰ってきてからアテネを目指しはじめました。
母親は、彼はアテネ大会への出場を3年前から決めていたといいます。
息子は本当にすごいですよ。
国内大会で7つの金メダル、
国際大会で1つの金メダル、2つの銀メダル、4つの銅メダルを獲ったんですから。
来年のアテネ大会では大会前に家族でアテネ入りし、現地の食べ物や習慣、文化になじむことも旅の大きな目的だそうです。
ニュースソース:St Clair gymnast to compete at World Special Olympics in Athens
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■参考URL
・スペシャルオリンピックス日本