米・人気女優の大切な存在

Posted on 6月 24, 2011 by

 

# アメリカの人気TVドラマ『デスパレートな妻たち』でブレイクしたエヴァ・ロンゴリア・パーカー。
# 2009年の記事ですが、姉がダウン症で、とても大切な存在であることをつづっています。

様々な点で私はとてもラッキーな女性です。
健康ですし、女優として素晴らしい経歴があり、
夫(NBA選手トニー・パーカー)と幸せな結婚生活を過ごしています。(注1)

しかし、私の人生で最も価値があったことは姉エリザベスと過ごしたことです。
姉は発達障害ですが、私にとっては希望の光であり、
どんなことよりも素晴らしいことを教わりました。

私はテキサスで育ちました。
家族の中で女性は強く、独立した存在。
母は4人の娘を育てました。
母の姉妹はとても良い人たちで、
彼女たちもみんな強い女性でした。

姉エリザベスがダウン症として生まれたとき、
両親は恐ろしいことを言いいました。
それは、姉は3歳まで生きられないし、
話すことも歩くことも笑うこともできるようにならない。

その後、母は姉のため、できる限りダウン症の情報を調べました。
いつの間にか母は特別支援教育の先生ほどの知識を持っていました。
叔母も親身になってくれましたし、地元のコミュニティも熱心にサポートしてくれました。

その結果、姉エリザベス(現在42歳)は何でもできる女性になりました。
彼女は高校卒業後、仕事を得ました。
職場まで毎日バスを使い、一人で通っています。

姉は何でもうまくこなします。
家族みんなが姉と過ごせることをとても幸運だと考えています。

家族の中心はいつも姉エリザベスです。
休暇が近づいてくると、旅行などの計画は姉を中心に考えます。
エリザベスは行くことができるか?
エリザベスは行くことに賛成しているか?
エリザベスが楽しめるか?

家族は姉エリザベスの世話をするので忙しかったので、
姉にとても献身的な考えでした。
家族に障害者がいることで自然に献身的な心を持てたのはとてもよかったと思っています。

私は女優として成功した後、
エリザベスのような子供たちに対して、同じようなサポートをしてあげたいと考えました
それが支援団体「Eva’s Heroes」を創設したきっかけです。
「Eva’s Heroes」では14歳から21歳までの知的障害のある人々をサポートしています。

姉エリザベスの成長過程で、私たちは様々な知的障害関連の組織から多くのサポートを受けました。
私は同じようにアメリカ全体で知的障害のある子供を支援したかったのです。

姉エリザベスはそのプロジェクトに非常に興奮しています。
そして、私のこともきっと誇りに思っていると私は考えています。

ニュースソース:Eva Longoria Parker: how I feel about my sister’s disability

注1)
wikipediaによると現在は離婚しているそうです。

2010年11月、性格の不一致を理由に、ロサンゼルスの裁判所に離婚の訴えを起こした。
時を同じくして、トニーもテキサスの裁判所に訴えを起こしている。 2011年2月1日に正式に離婚が成立した。

[]

追記:
最近、エヴァ・ロンゴリア・パーカーは自分のファン(聴覚障害者)のために手話を勉強しているそうです。
その理由もまた姉の存在があったからだそうです。
->こちらのニュースソース:Why is Eva Longoria Learning a New Language?

 




あわせて読みたい

  • 黒帯の空手少女
  • 息子との思い出を綴った本
  • 息子のアイデンティティを維持する努力
  • 初めてエベレストのベース・キャンプへ到着したダウン症のある人
  • [絵本] かわいい絵に描かれたダウン症の友達(英語版)
  • ▲先頭へ