スペインの教会が中絶法を非難

Posted on 11月 10, 2010 by

 

ローマ法王はスペイン・バルセロナを訪れ、ダウン症や他の障害者向けの新施設建設のための儀式に参加しました。

この施設はダウン症の子供たちが活動できる場所として、ローマカトリック教会のニノディオス財団が建設を計画しているものです。
スペイン司教のIsidro Catela氏はこの計画について

ダウン症は産まれてくる前にかなりの数が排除されているのが現実です。
しかし我々は、知的レベルが低いか高いかに関係なく、この施設を通じてダウン症の方々が自らの人生を切り開いてくれることを祈っています。

また、ローマ法王は報道向け声明文において、今年、スペインの社会党が可決した中絶法を非難。
この法律は、これまで妊娠14週までと定めていた中絶可能期間を妊娠22週までに延長するもの。ただし、母親に健康のリスクがある場合、または胎児が深刻な問題が発生した場合に限ります。

司教らはこのように述べています。

スペインの法律では「肉体的、精神的を健康にすることが幸せな状態である」と定義されていたはずです。
万人に与えられた幸せになる方法が、中絶法により脅かされるのであれば、それは国民の生活の質を落としかねない問題です。

ニュースソース:Church says abortion kills Down children

[]

 




あわせて読みたい

  • スペイン初!ダウン症のある政治家
  • ジェローム・ルジューヌのドキュメンタリー映画
  • インド発!特別な子どもたちからのメッセージ(動画)
  • 映画「Me,Too(やっぱりあなたが好き)」恋にゆれる二人
  • FCバルセロナのユニフォームをデザインしたダウン症のある人
  • ▲先頭へ