競争ではなく夢のために走るダウン症青年
Posted on 5月 27, 2011 by DS21.info
ダウン症のアンディ・デラフィールドは精巣癌を克服しました。
結果、片方の足が少しだけ長くなりました。
それでもアンディはある日、走り始めることを決めたのです。
現在の目標はスペシャルオリンピックス・アテネ大会。
アンディは、6月に行われるスペシャルオリンピックスのアメリカ代表に選出されました。
5,000mを含む長距離走種目に参加します。
彼は3回目の(精巣癌の)化学療法後、走りはじめたとアンディの母は言います。
「(その治療の後に)息子は走りたいと決めていたようです。何事もなかったかのように、走りたかったのでしょう。」
以前、両親は何回か、彼を走らせようとしましたが、うまくいきませんでした。
母は言います。
「私たちは息子をランニングマシーンで走らせようとしていました。その時は3分も走ればよかったほうです。」
現在、アンディは純粋に走りたい気持ちでいっぱいです。
トレーナのリサは言います。
「アンディは簡単にチャンピオンが持つマインドを手にしました。
すごく熱心ですし、自分が得たものを皆にスポーツマンシップで返そうとします。
普通、ただの競技レベルでは、こういったマインドを持つことはできませんよ。」
アンディにとって、走ることは、競争ではなく夢なのです。
アンディは言います。
「私が夢を実現する姿を見てください。きっと夢をキャッチできますよ。」
ニュースソース:Triad Cancer Survivor Prepares for International Special Olympics