ダニエルの幾何学アート
Posted on 5月 6, 2011 by DS21.info
# 2009年の記事です。
制作中のカラフルな作品が置かれるベッドルームで
ダニエル・フォーサイス(20歳)は微笑みながら、受賞したアートについて話します。
「1秒1秒の積み重ねで、作品を3次元にしていきます。」
「(迷ったとき)ときどき色を混ぜてみます。」
ダウン症のダニエル・フォーサイスは、
先月、障害者アート財団VSA(Very Special Arts)が主催する全米コンテストのファイナリスト12人に選ばれました。
このコンテストは新たな障害者のアーティーストを発掘するためのものです。
彼は言います。
「(選ばれたとき)すごく興奮しました。」
「嬉しいですよ。」
彼の幾何学的な水彩画、鉛筆とアクリルで描いた作品は
ワシントンD.C.にあるスミソニアン協会のS.ディロン・リプリー・センターで展示されます。
期間は2009年9月10日から2010年1月6日まで。
VSAのマネージャー、ジェニファー・ウェクスラーは言います。
「今回の作品は2010年1月から2年間、全米の大学やギャラリーを巡ります。」
地元でアーティストとして活動するダニエル・フォーサイスの父は、
息子ダニエルが通う高校ではアートの授業が物足りなかったと言います。
16歳で最初の授業を受けたとき、
既にダニエルは父と共同制作した作品でコンテストを受賞していました。
父は言います。
「学校では息子ダニエルがアーティストだというのは有名ですよ。」
ニュースソース:‘Daniel the artist’
■参考URL:
・ダニエル・フォーサイス公式サイト(作品が見られます)
・障害者アート財団VSA(Very Special Arts)英語
->ケネディ元大統領の妹J・Sケネディが創設し、現在は52カ国にネットワークを持つ
[]