ダウン症のある人専門の私立学校(コミュニティ)

Posted on 6月 6, 2011 by

 

とあるアメリカ人のブログに「(ダウン症の)子供の学校を選ぶ3つのポイント」という記事がありました。

・ポイント1「健常児と一緒の環境、もしくは独立した教室で特別支援教育を受けさせたいですか?」
・ポイント2「学校で子供が必要なサポートを受けられる体制があるか確認しましょう」
・ポイント3「ダウン症の子供のためのもう一つの選択肢」

この記事の「ポイント3」では以下のように書かれていました。

もし子供の教育環境に不安を感じるのであれば、
ダウン症の子供専門の特別教育を行なう私立学校があります。
ダウン症の子供は多いですが、そのような学校は一般的ではありません。
(特別な教育を行なう学校は多くあるのですが、さまざま障害の子供たちを受け入れ、
ダウン症専門の教育ではありません)。
例えばニューヨーク州エドミストンにある「Pathfinder Village」はダウン症の子供専門の学校です。

「Pathfinder Village」、日本語に訳すと「開拓者の村」。

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「Pathfinder Village」のWEBサイトでは以下のように紹介されています。

「Pathfinder Village」はニューヨーク州エドミストンにある素晴らしい居住(寄宿)設備のあるコミュニティです。
ダウン症や発達障害のある子どもから大人までを受け入れています。
私たちは預かる人々のケアに努め、成長を育む家庭環境をつくること、
一般的な経験ができるような機会をつくること、
「それぞれの人が意味のある人生を見つけること」を約束します。

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1980年に開設され、今年で31周年。
ニューヨーク州からNPO法人と認可されています。
寄宿舎、学校やスポーツ施設、(キリスト教の)教会が敷地内にあり、
就労支援もコンビニ、マクドナルドなど充実しているようです。
また、パソコンやゲーム、スポーツ、アートや音楽など、趣味の活動も充実しており、
「それぞれの人が意味のある人生を見つけること」ができそうな環境です。
こういった専門の機関で子供を過ごさせてあげることも、
子供にとっては幸せなのかもしれないと思いました。

興味のある方は是非、「Pathfinder Village」のWEBサイトをご覧ください。

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