ダウン症のある人専門の洋服ダウンズ・デザインズ
Posted on 4月 18, 2011 by DS21.info
数年前、カレン・バウワーソックスはダウン症の孫娘マギーのズボン丈が長く、
(まくり上げているのに)足にひっかかっていることに気がつきました。
カレンは言います。
「洋服の丈をまくり上げるのにどうしたら良いか何度もスタッフと話し合いました。」
孫娘マギーにとって(既製品の)スボンやシャツの袖は長すぎます。
マギーの母親はその状態にうんざりしていました。
そこで彼女は既に2つのビジネスを成功させていたカレンに何か解決策が無いか相談してみました。
カレンはすぐにインターネット検索してみましたが、何も見つかりません。
そこで、これはビジネスになる、とカレンは考えました。
カレンは言います。
「この仕事はあなたの運命だと何人かに言われましたよ。」
ダウン症の人々は大腿骨と上腕骨(腕や脚の上部の骨)が短い傾向があり、
既製品の服のサイズでは合いません。
膝、肘の長さを特別に調整する必要があるのです。
ダウンズ・デザインズは独自の計測システムを開発し、
それを”ダウン・サイジング”と呼んでいます。
デザイナーのジャンコブスキーは言います。
「ほとんどのダウン症の人たちは30歳にもなると、
同じサイズのジーンズを探すことはとても大変です。
自分にフィットするサイズを探すことも困難ですよ。」
実際、ジャンコブスキーが(ダウン症の人たちに)ちょうどいいサイズを見つけるため、
85人のフィッティングを行ないました。
その甲斐あって、ダウン症の人がダウンズ・デザインズの服を着ると、
とても嬉しい表情をしてくれます。
ニュースソース:Downs Designs in Mentor offers specially designed clothes for people with Down syndrome
参考URL:ダウンズ・デザインズのホームページ
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