ダウン症役者アンドリューがデビュー
Posted on 3月 10, 2011 by DS21.info
ジーバ・シアターがプロデュースした舞台「Over the Tavern(宿屋の上で)」。
アンドリュー・ロンドウはジョージ役として出演を果たしました。
ジョージ役はダウン症。
アンドリューもダウン症です。
プロデュースにあたり舞台監督のスキップ・グレアは演技ができる役者を探しました。
途中から障害者の役者と仕事をしたことのある助監督のスーザン・ウェアが参加。
スーザンは言います。
「ダウン症の役は本当のダウン症のある人がやるべきだと思ったのです。」
そして、16歳のアンドリュー・ロンドウを見いだしました。
彼はニューヨーク州ロチェスター周辺の劇団に所属。
スーザンは言います。
「アンドリューさんはしばらくの間、朝から晩までこの劇場にいます。
1ヶ月間、週8回公演に出演するのです。」
アンドリューは劇場で演技することをとても楽しみにしています。
彼は言います。
「とてもすごいことですよ。」
「私は人を笑わせる役なのです。」
舞台監督のスキップにとっては想像以上だったようです。
「アンドリューは各シーンで役者の話しを聴く力が優れていますね。
まさに監督として私が探し求めていた逸材です。」
「彼の傾聴力と完璧主義は、役柄にリアリティと正直さをもたらしました。
彼の存在は役者として家族を演じているメンバーも変えましたね。」
「舞台で演じる機会をアンドリューが得たことは非常に重要なことだと思います。
他のダウン症のある人にとっても希望をもたらせたらいいですね。」
その言葉に続けてアンドリューは言います。
「障害のある子供から大人まで希望を持ってくれたら嬉しいです。」
※動画は最初に15秒のCMが入ります。
ニュースソース:Actor with Down Syndrome Stars in Geva Play
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