ダウン症のある人のバレエ団
Posted on 3月 2, 2011 by DS21.info
スペイン・マドリードにあるバレエ団「Danza Down」。
メンバー全員がダウン症のある人で構成。
クラシックバレエや伝統的なスペイン舞踏を中心に演じています。
「Danza Down」の演出家エリアス・ラフエンテは言います。
「(ダウン症のある人の)全員ダンスができます。
背の高さや見た目のきれいさに関係ありません。
地球が回転するように、みんなダンスができるのです。」
「私は彼ら(ダウン症のある人)を”心の障害”と呼びたくありません。
“違う才能も持った人々”と呼びたいのです。
彼らは他の人と違った表現をするだけです。
みんな古い考えは捨てるべきですね。
“Danza Down”を観れば、新しい感性に気づきますよ。
しかも、その感性はとても素晴らしいもの。
すべてが純粋な表現なのです。」
団員のジョセ・マリアは言います。
「僕たちはチームなんです。
互いに100%協力しあって、その結果がダンスに反映されます。」
演出家エリアスは言います。
「メンバーの何人かはジャンプすることが難しいですね。
そういうメンバーは転ぶことを恐れてるんですね。
しかし、舞台までにはみんな一生懸命ジャンプをして、とても美しいですよ。
ターンや、王子や王女の役になって頭を動かすことも実にきれいなんです。」
ニュースソース:Dancing with Down Syndrome
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