31歳の母。夫婦の決意
Posted on 1月 20, 2011 by DS21.info
米国のダウン症協会(NDSS)のニュースレター(6ページ)から興味深い記事をピックアップしました。
Our Precious Molly
Carrie McLaren (Orange Park, FL)
2010年6月23日まで私たちはダウン症について何も知りませんでした。
その日は私たちの娘モリーが誕生した日。
モリーが生まれた朝、医者がやってきて検査の結果、娘はダウン症かもしれないと言いました。
ダウン症かどうかを確実に知るためには遺伝子検査をした方が良いと言われ、2週間後の結果を待ちました。
その間、私たちは小児の心臓病専門家や遺伝子の専門家に会いました。
多くのダウン症のある子供は心臓に疾患がありますが、モリーの行なった検査では心臓には問題がないとのことでした。
モリーが生まれてから2週間後、
ダウン症であるという結果が判明しました。
私たち夫婦にとって、この結果は本当にショックでした。
夫婦の家系にダウン症はいませんし、夫婦で事前に行なった検査でもダウン症のある子供が生まれてくる確率はとても低いというものでした。
健康的な31歳の女性でダウン症のある子供が生まれてくる確率は900分の1。
私はその1人に選ばれたのです。
この半年間、モリーは多くの医者に診察してもらいました。
多くのダウン症の赤ちゃんは食事と睡眠が大変だと聞きますが、モリーは大丈夫でした。
娘は食事と睡眠を多くとりました。
多くの医者はモリーを健常児と同じように扱うよう言いました。
私たちの最初の娘であるマギーと同じように。
私たちはモリーに必要なものすべてが得られるように、ダウン症のことなら何でも調べ、学習してきました。
私は地元のダウン症協会と小児科にコンタクトをとりました。
この短期間に様々な情報を得られたのは彼らのおかげです。
日々、私たちはダウン症について新しいことを学んでいます。
学んだことで最も重要だと思ったことは、ダウン症のある人をとても価値のある人生にしてあげることができるということです。
私たちはモリーもそうしてやろうと決めました。
ぜひ知っておいてほしいことがあります。
私たちはダウン症の子どもを持ったことを残念だと考えていません。
私たちを残念だと決して思ってほしくありません。
もちろん想像以上の挑戦でしょうが、
私たちは使える情報をすべて利用し、出来るかぎり最高の環境をモリーに提供します。
私たちは時々、涙をみせるかもしれません。
しかし、どうか私たちへコンタクトをとってください。
写真はモリーが誕生したことを報告したときのものです。
私たちはとても誇りに思っています。(きっとモリーも!)
かわいいと思いませんか?
■参考URL
・モリーの母親のブログ
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