ルーシーと9個のメダル
Posted on 12月 21, 2010 by DS21.info
台湾で開催された第5回ダウン症世界水泳選手権大会において、オーストラリアの水泳選手ルーシー・ドミトレスキュは9個のメダルを獲得しました。
21歳の彼女は、5個の金メダル、1個の銀メダル、3つの銅メダルを獲得したのです。
ルーシーは50mと100mのバタフライで優勝。
50mの自由形で2位、200mの自由形、背泳、バタフライで3位。
さらに、4人で行う200mの自由形と400mの個人メドレー、4人で行う800mの自由形でも団体のメダルを獲得しました。
ドミトレスキュは8つも自己ベストを出したと母のサラは言います。
「信じられないことに彼女は2年間も自己ベストを出せなかったのです。」
「8つも自己ベストを出すなんて聞いたことがありません。母親として誇りに思います。」
ルーシーは女子チームのキャプテンを務めました。
オーストラリア代表は8人の女性と12人の男性で構成され、
この大会でイタリア、カナダ、エストニア、ベネズエラ、ニュージーランドの選手と競いました。
今回の大会に向けてルーシーは8回の練習試合を毎週行ってきました。
母のサラは言います。
「娘には練習方法が合っていたんでしょうね。短距離は苦手だったのに、大会結果では短距離も勝てたので本当に驚きました。」
「やってきたことの結果が出て、本当によかったです。」
ルーシーはクリスマスシーズン後、練習を再開します。
次は2011年9月、オーストラリアで開催される国内大会に出場予定です。
ニュースソース:Lucy’s nine medals in Taiwan
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