雇用主に賞を与えるということ
Posted on 12月 17, 2010 by DS21.info
雇用機会をつくる企業や商店をダウン症協会や組織が賞を与えることは、良好な関係を築くのに貢献していると思います。
カナダのダウン症協会(CDSS)は毎年「Employer of the Year Award(雇用主賞)」を発表しています。
2010年の受賞は「Jackson’s Hole and Grill」を経営するクライブ・ジャクソン。
このお店ではダウン症のジョナサン・デ・ビトを2年半雇用しています。
彼の役割はコック見習い、キッチンヘルパー。
ジョナサンは地元住民からも愛され、さらに仕事もできるようにお店のスタッフからも様々なサポートを受けてきました。
全米ダウン症学会(NDSC)でも雇用主に対する賞を発表しています。(NDSC 2010 Awards)
2010年に受賞したのは「Publix Super Markets, Inc.」、
(フロリダ州、ジョージア州など)5州で1000店舗以上を展開するスーパーマーケット。
受賞理由は「ダウン症のある人のための質の高い雇用機会創出」とのことです。
また、ダウン症に限ってはいませんがカナダ発達障害協会(DDA)でも賞を発表しています。
「2008/2009 Jobs West Employer of the Year Award(2008/2009年 西カナダ雇用主賞)」。
受賞はカナダの「スターバックスコーヒー」。
発達障害者用に独自開発したトレーニングプログラムを使い、個人の能力に合わせた仕事ができるようにしたことが受賞の理由だそうです。