コロナ禍の日常(カナダ/ブリティッシュ・コロンビア州編)
Posted on 7月 2, 2020 by DS21.info
Instagramで知り合ったカナダ在住の有末さん。ブリティッシュ・コロンビア州でダウン症のある子供を育てています。
そんな有末さんにカナダのダウン症のお子様を取り巻く環境、コロナ禍での日常をお伺いました。
私たちは、ブリティッシュ・コロンビア州のケネル市という人口2万5千人ほどの小さな地域に住んでいますのでで、カナダの大都市と違うケースもあるかと思います
学校には、サポートを必要とする全ての生徒を見てくれるリソース調整をする先生がおられます。娘の目標やカリキュラムは、リソースの先生を軸に校長先生、担任の先生、サポートの先生、私たち親、時には教育委員会の言語療法士や作業療法士なども必要に応じて参加してミーティングで話し合って決めていきます
私は、A B Aセラピスト(主に発達障害の方の療育、2〜19歳まで)の仕事とスキンケアコンサルタントのビジネスをしています。A B Aセラピストの方は、4月からオンラインでの療育です。準備と療育の両方で、毎日家にいる笑美を見ることができなかったため、時間を減らしてもらい、フレキシブルに働けるスキンケアビジネスへと時間を移行して、対処することができました
6月1日から、一般の生徒さんは週1日の登校が再開、リソースクラス所属の娘は、社会的弱者というカテゴリーで、毎日の登校が認められていました。ただ、登校をさせない選択をした家族の方が圧倒的に多く、学校に友達もいない上、ソーシャルディスタンシングなどの決まりが厳しく、守れない場合はお迎えに来てくださいということでした。我が家は、家で過ごすルーティーンが確立していた事と、夏休みまで2週間の登校でしたので、家で過ごす選択をしました。結果3ヶ月半、自宅で過ごしています