世界初!ダウン症のある人が主役のTVアニメ

Posted on 4月 22, 2011 by

 

アイルランドの子供専門チャンネル「RTEjr」では
5月3日から「パンキー(Punky)」というアニメ番組を放送。
このアニメの主人公パンキーはダウン症の女の子。
ダウン症が主役、世界で初めてのTVアニメです。

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番組のプロデュースは「Monster Animation & Design」。
同会社では、この作品がビジネス的にも成功し、アイルランドのアニメ史に名を残すだろうと言っています。

主人公「パンキー」はライターのリンゼイ・ジェーン・セグウィックが描き、
自身もダウン症のエイミー・リチャードソンが声優を担当。
アイルランド・ダウン症協会も番組の監修を行います。

「Monster Animation & Design」のジェラルド・オルークは言います。
「このアニメで視聴者はパンキーの視点で日常生活を見ます。ここで描かれるのは彼女の日常なのです。」

アニメ「パンキー」のターゲットは目の肥えた未就学児童。
1話あたり7分の長さで全20話、平日に1日2回放映されます。

ジェラルドは言います。
「子供専門チャンネルで番組を持つことは凄いことです。」
「一般的な子供番組の前後に”パンキー”が放映されることで、子供たちの反応も違うでしょうね。」

「パンキー」は音楽やダンスが好きで、兄コンと遊んだり、
ペットの犬ルーファスと飛び回る幸せいっぱいの女の子として描かれます。
また、彼女は家の手伝いをしたり、
不機嫌な祖母の機嫌を直そうとしたりします。

ジェラルドは言います。
「番組では彼女がダウン症であることを強調しません。
番組冒頭では、彼女が自分はダウン症であると視聴者に伝え、
エイミーの声からもダウン症であることはわかるでしょう。」
「家族全員が一丸となって彼女の問題に取り組みますが、
基本的には彼女自身が問題解決するように描きます。」

ジェラルドはアニメ「パンキー」を観た視聴者が「固定概念を持たない」ことを期待しています。

ニュースソース:Punky, a cartoon heroine for the Saorview age

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